【超重要!!】INCI申請手数料の改正(値上げ)について
INCI名、全成分表示名称
こんにちは。
サニー行政書士事務所代表の岡村です。
いつもブログをお読みくださり、ありがとうございます。
昨日朝、驚くべきお知らせがPCPC (Personal Care Products Council) からのメールで届きました。
その内容とは、
2024年1月1日申請分から、INCI申請手数料を$1,000USD(米ドル)に値上げする
というものです。
現在の申請手数料が、INCI申請1件あたり$400ですから、一気に2.5倍の値上げ、ということになります。
弊所でINCI申請代行の業務を始めたころは、$250でした。
それが、2019年1月1日から$400になりました(当時書いたブログ記事が以下です)。
https://www.sunnygyosei.com/2018/11/29/2711/
それからちょうど5年が経つ節目で、一気に$1,000にする、ということのようです。
メールで届いた、そのままの文面を画像で貼付けします:
実は、「そろそろ値上げがあるかも」と予想はしていました。
ただ、現行の$400から、1.5倍の$600になるくらいではないか、と推測していたのですが・・・。
まさかの、$1,000ということです。
現在の円安の状況も相まって、申請者様に負担していただく申請コストはかなり上がってしまうことになります。
また、同時に書かれている内容ですが、今年中(米国現地時間で2023年12月31日まで)に申請(Applications submittedとあるので、オンライン申請でクレジットカード決済を2023年12月31日23:59までに完了した場合と解していいと思います)する分は、現在の$400の申請手数料が引き続き適用される、とのことです。
ですので、もし年内に申請まで完了できる目途が立たれている場合、駆け込みで年内の申請をお考え下さい。
レートを$1あたり150円だとして、$400から$1,000になると、申請手数料(実費)だけで約90,000円の負担増となります。
一方で、前回(5年前)は、値上げの理由として
Due to increased costs with the INCI program
(INCIプログラムにおける増大するコスト)
ということを挙げていたり、
値上げ分をどのように活用するか、については
Improvements to the application process and website infrastructure
(申請プロセス、およびウェブサイトインフラの改善)
を掲げていました(正直、そこまでプラットフォームの類が改善したとは思えないのですが)。
今回はどうなのでしょうか?
1件あたり換算で、前回よりも$600分も多くPCPCは手数料を徴収することになるわけです。
何に活用するつもりなのでしょうか?きちんとしたReasonableな理由なのでしょうか?
また、例えば比較的申請プロセスがシンプルな、植物系成分の申請は費用を安めにするとか、そういった段階的な価格設定をするわけでもなし、一律で$1,000の徴収という点には、どういった根拠、理由を示すのか?
そのあたりを、PCPCの担当にメールでぶつけてみたいと思います。
「決定事項」でしょうし、今さら何を言っても覆らないでしょうが、これまでINCI申請代行業務を担ってきた立場上、できる限り今回の値上げの背景理由は明らかにしたうえで、お客様にもご案内するのが筋であると考えています。
ということで、続報をお待ちいただければ幸いです。
お読みくださり、ありがとうございました。