化粧品成分表示名称作成申請のルール改正について|化粧品製造販売業許可・化粧品輸出入の専門家

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化粧品成分表示名称作成申請のルール改正について

INCI名、全成分表示名称 

こんにちは。
サニー行政書士事務所代表の岡村です。
いつもブログ記事をお読みくださり、ありがとうございます。

さて、弊所でも代行の形で業務ご提供をしております、「化粧品成分表示名称作成申請」に関し、日本化粧品工業会(以下「粧工会」)から重要な通知がありましたので、取り急ぎこの場を借りてご案内させていただきます。

2023年10月以降、化粧品成分表示名称作成申込みの取扱いが変更となります。

2023年8月29日付で、粧工会より「化粧品成分表示名称作成申込みの取扱いの見直しについて」という通知が出されました。
https://www.jcia.org/pdf/20230829News2.pdf

大きな変更点は2つです。

(1)申込者の要件が限定される
(2)手数料の負担の有無は、申込者が粧工会の会員/非会員かによる

まず(1)ですが、通知の本文を見ますと、「2023年10月1日以降は、申込みに係る成分に関する情報を有し、その表示に責任を負うべき化粧品等の製造販売業者、製造業者及び原料製造・輸入者に申込者を限定することとしました」とあります。

つまり、日本語の表示名称作成の申し込みは、10月1日以降「製造販売業者、製造業者及び原料製造・輸入者」のみが行うことが出来るということになります。
(今までは特に申込者の要件についてはルールはありませんでした)

そして(2)の手数料ですが、これまでは粧工会の会員であれば、代行・委託を問わず、手数料は無料でした。
(弊所は賛助会員なので、ずっと無料でした)
ですが、今後は代行者(弊所)ではなく、申込者(ご依頼者様)ベースでの判断になるとのことです。
https://www.jcia.org/pdf/20230829News1.pdf

つまり、申込者(ご依頼者様)が粧工会の会員であれば今後も無料が適用されるのですが、非会員の場合は4,400円(消費税込)/件の手数料の納付を求められるということです。

したがいまして、10月以降に代行をご依頼いただく場合は、粧工会へ提出する申込書にご依頼者様の情報を併記させていただくことに加え、ご依頼者様が粧工会の非会員である場合は、4,400円(消費税込)/1件の実費手数料を別途頂戴させていただく形になります。

また本件変更点の開始に伴い、弊所でも2023年10月以降の申請代行報酬を以下のとおり改訂させていただきます:

・日本語表示名称のみの申請代行をご依頼の場合:6,600円(消費税込)
・INCI名申請代行とセットで日本語表示名称申請代行をご依頼の場合:17,600円(消費税込)※INCI申請情報の和訳作業を含む金額

来月からの急な変更でご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承いただけますようお願いいたします。

お読みくださり、誠にありがとうございました。

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