INCI名=販促ツールなのか?
その他、INCI名、日本語成分表示名称に関するお役立ち情報等
こんにちは。
サニー行政書士事務所の岡村です。
本日もブログに訪問下さり、ありがとうございます。
INCI名に関しいただくご質問(ご要望)の中で比較的多いのが、
INCI名を、自社の営業戦略上有利になるような名称で登録してほしい
といった類のものです。
結構誤解されているのですが、INCI名には基本的にそういった、各事業者の恣意的な情報要素は含まれません。
あくまでも、その成分の特徴を客観的、中立的に表した、国際成分名称がINCIです。
ただ、副次的な情報として、ICIDやwINCIには、その成分の商品名(Trade Name)やその商品の販売会社としての事業者情報は掲載されています。INCI名そのものの中に、企業等が含まれるわけではありません。
自身の経験からも、INCI名命名委員会はかなり厳格かつ詳細に、申請者が登録申請時に提供する情報を評価している、という印象を受けます。
情報の不足があると容赦なく「追加情報の提示をせよ」というお達しが来ますし、それも1回では済まないこともあります。
別の見方をすれば、それだけ真摯に、成分の名称に向き合ってくれているのだ、とも捉えることができますね。
INCI名の意義として、自社の製品の独自性や魅力を発信するのが本来の目的ではありません。
殊に日本においては、本来は「全成分表示」という、化粧品の製造、流通における義務を果たす目的のために必要となるものです。
お読みくださり、ありがとうございました。
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