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INCI名申請に係るPCPCからの追加質問の回答期限

INCI名命名ルール、手続プロセスに関すること 

こんにちは。
サニー行政書士事務所の岡村です。
本日もブログをお読み下さり、ありがとうございます。

今日は、INCI名登録申請のプロセスの中で、ある意味最も重要なウェイトを占める、PCPCとのやり取りについて、その大切な注意点を1つ取り上げたいと思います。

 

1.PCPCからの追加質問とは?

INCI名の登録申請はオンラインで行いますが、その最初の登録申請時に、申請に必要なすべての情報を網羅し、提出しないと、そもそも申請自体が受理されません。
ですので、最初に申請情報を登録し、PCPCに送る時点で、その対象成分について説明する情報はある程度完成されています。
今回テーマにした「追加質問」もなく、スムーズに最終的なINCI名称決定まで至るケースの方が、割合としては多いと思います。

ただ、その特徴が複雑な成分(特に一般化学物質、バイオ技術系成分に多い)の場合、こちらから提示した情報だけではその成分の特徴についてPCPC側が把握しきれず、申請情報の特定の部分の解釈について、ピンポイントで質問を投げかけてくることがあります。

当事務所では、INCI名も日本語成分表示名称も、いずれも申請手続きはすべて代行していますので、このPCPCとのやり取りについても窓口となり、直接メールで連絡を取り合います。
そうすることで、PCPC側が希望していること、意図している内容を適切に把握し、お客様に必要情報の準備をお願いします。

いわば、クライアント様とPCPCとの間の橋渡し、ハブの役割を担うわけですね。

 

2.PCPCへの回答期限は?

PCPCからの追加質問のタイプによっては、例えば改めてエビデンスを入手しなければならなかったり、時間を要する類のものも存在します。

一応、ルールとしては、質問が発出されてから12カ月以内に回答しなければ、その案件はお蔵入り(Archived)される、とされています。
ただ回答準備に1年間もかかるケースはまず無いと思われます(当事務所でも、これまで最長で約2カ月程度です)。

このプロセスが長引けば長引くほど、それだけINCI名、ひいては日本語成分名称の確定が遅れることになりますので、そこはクライアント様にちゃんとご説明して、なるべく早く情報を出してもらうように要請しています。

 

当ブログのまとめ

INCI名登録申請はスムーズに行く場合もありますが、途中で何度か追加質問がくるケースもあります。
回答期限は12カ月なので、不用意に慌てずに、PCPCが求める回答を適切&正確に用意するようにしましょう。

 
お読みくださり、ありがとうございました。

 
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