7月6日にMoCRAについてセミナー講師します(情報機構様からのオファー)
海外化粧品法規制情報
こんにちは。
サニー行政書士事務所の岡村です。
何かと化粧品業界(特に化粧品輸出業界)を賑わしている、米国規制近代化法(Modernization of Cosmetics Regulation Act of 2022、通称“MoCRA”)。
この度、情報機構様からのオファーを受け、2023年7月6日(木)に、この法改正についてのセミナー講師を担当させていただくことになりました。
https://johokiko.co.jp/seminar_medical/AA230762.php
情報機構様からは何かある毎に定期的にセミナー講師のご依頼はいただいており、今回ので10回目くらいになるでしょうか(ただかなり久しぶりです)。
また、セミナー講師関連はここ最近はWebinar(ウェブ形式での講義)がほとんどだったため、リアル会場で話す形式は本当に久しぶりです。
WebinarにはWebinarのいい点(物理的距離を問わずできること等)があり、リアルセミナーにはやはりその良い点があります(空気感、臨場感の点です)。
特に、「聴衆の皆さんの反応を見つつ、話すスピードやトーン、熱量、進行を臨機応変に変える必要がある」という点はリアル会場ならではのものなので、まずはその辺の勘をしっかりと取り戻せるか、という点が不安ですが。
以下、セミナーコンテンツです:
1.前提知識~米国という国とこれまでの化粧品規制について~
1.1 米国の化粧品市場の規模および特徴
1.2 米国の化粧品規制(1)「FDA」
1.3 米国の化粧品規制(2)「Cosmetic Ingredient Review」
1.4 米国の化粧品規制(3)「各州ごとのローカルルール」
1.5 その他、化粧品を取り巻く関連法規
2.化粧品規制近代化法(MoCRA)の概要と対応上の留意点
2.1 製造施設の登録(Facility Registration)
2.1.1 ルールの概要
2.1.2 製造施設登録の期限
2.1.3 製造施設登録の具体的な方法、手続きおよび必要情報
2.2 製品の登録(Product Registration)
2.2.1 ルールの概要
2.2.2 製品登録の期限
2.2.3 製品登録の具体的な方法、手続きおよび必要情報
2.3 製造施設のGMP(適正製造基準)への適合
2.3.1 ルールの概要
2.3.2 GMP適合を完了させるまでの期限について
2.3.3 その他、例外規定等
2.4 製品へのラベル表示ルール(Product Labeling)
2.4.1 香料アレルゲンについての新しいルール
2.4.2 適用までのスケジュール、期限について
2.5 有害事象(Adverse Events)についてのルール
2.5.1 ルールの概要
2.5.2 具体的に必要な手続きや情報について
2.6 安全性の立証(Safety Substantiation)
2.6.1 ルールの概要
2.6.2 立証のための具体的な手段、資料等
2.7 香料成分(Fragrance Ingredients)についての新ルール
2.7.1 ルールの概要
2.7.2 具体的に必要な手続きや情報について
2.8 その他の新ルール
2.8.1 タルクについて
2.8.2 PFAS(有機フッ素化合物)について
2.8.3 動物実験について
2.9 例外規定
3.まとめと考察
(質疑応答)
しっかりと準備して、クオリティの高いコンテンツをご提供できるように心がけたいと思います。
以上お読みくださり、ありがとうございました。