日本化粧品工業連合会
化粧品製造業者により1959年に設立された組織。通称「粧工連」。
連合会という名が示すように、東京化粧品工業会、西日本化粧品工業会、および中部化粧品工業会の3組織から構成されています。
一般ユーザー向けに、化粧品の使用方法についてのガイダンスやQ&Aといった情報をホームページ上で提供しています。
また、同じくホームページ上に、化粧品ビジネスに関するさまざまな統計資料もグラフ付きで掲載されていますので、閲覧してみるのも面白いです。
化粧品の事業者にとっては、粧工連が作っている化粧品成分表示や広告表現にかかわる自主基準・ガイドラインを把握することがとても大切になります。
我々のような、薬事に携わる行政書士にとっては、粧工連は次の2つの役割を果たす非常に重要な組織です。
・全成分表示名称作成業務
・輸出用化粧品証明書発給業務
前者については、その言葉通りです。
後者は、化粧品を海外輸出する際に、輸出相手国によっては提示が要求される書式です。
また、虎ノ門にある粧工連オフィスに行けば、書籍版のINCI辞書であるICIDを閲覧することができます。