関東信越厚生局
関東信越厚生局は、厚生労働省の地方支分部局で、その名の通り関東甲信越地方の1都9県を管轄しています。
本局はさいたま新都心にあります。
HP上の情報によれば、以下のような業務を主な業務内容としているとのことです。
【地域社会のニーズに応える事業】
臨床研修実施体制の確保
再生医療等の安全性の確保
安全な医療供給体制の確保
医師、看護師等国家試験の実施
年金給付等の審査請求への対応
年金記録の訂正請求への対応
薬物犯罪の捜査・取締り
薬物乱用防止の普及啓発【事業者等の指導監督】
医薬品・医療機器製造業の許可
食品の総合衛生管理製造過程の承認
社会福祉法人の指導監督
各種養成施設の指導監督
保険医療機関等の指導監査
健康保険組合の指導監査
厚生年金基金等の指導監督
日本年金機構が行う事務の認可【地方自治体の支援・連携】
健康危機管理
食中毒対策等
食品の安全確保に関するリスクコミュニケーション
医療保険者(国民健康保険)の指導監督・助言
市区町村が行う国民年金事務に係る交付金の審査
など。
しかし、化粧品薬事業務における、関東信越厚生局の位置付け、役割は
輸入届出(製造販売用化粧品輸入届出/製造用化粧品輸入届出)の提出先
これに尽きます。
(この業務が上記リストに含まれていないのはなぜなのでしょう・・・)
ですので、化粧品の輸入ビジネスを始めたい場合、この輸出届出の副本があって初めて、税関手続きをすることができるようになるため、いわば、
輸入開始前の最後の法的手続き
ともいえますね。
因みに、厚生局にはほかにも、
東北厚生局
東海北陸厚生局
近畿厚生局
九州厚生局
など、所管地域ごとに存在します。