2016年12月の海外化粧品法規制ニュース一覧｜化粧品製造販売業許可ならサニー行政書士事務所

2016年12月の海外化粧品法規制ニュース一覧

2017.01.05

☆★過去1か月間（2016/12/1～2017/1/3）の主要ニュース★☆

■ 欧州 Europe

◆EUによるたばこ発がん性物質の禁止、議論のテーマに(2016/12/8)

デンマークの環境大臣は、欧州委員会が今月始めに行った、「たばこ発がん性物質は化粧品への使用を自動的に禁止するものではない」とする動きに強く反発しています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/EU-ban-on-carcinogenic-substances-up-for-debate

◆「うさぎロゴ」誕生から２０年が経過(2016/12/20)

いわゆる「動物実験をしていない（動物実験フリー）製品」に付けられる証明ロゴ（うさぎロゴ）が誕生して２０年が経過しました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/The-Leaping-Bunny-Logo-for-cruelty-free-products-turns-20

■ 米国 USA

◆カナダ、プラスティック微粒子禁止を導入へ(2016/11/29)

カナダ政府は今月、プラスティックビーズが使用されているパーソナルケア製品の製造、販売及び輸入を禁止する法案を提出する予定です。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/Canada-to-instate-personal-care-plastic-microbead-ban

◆カリフォルニア州の有害物質規制局、ネイル製品に使用される化学物質を注視(2016/11/29)

カリフォルニア州では、トリクロサンに関する事項に並び、ネイル製品への化学物質使用に関する事項が重要検討項目であり、新たな法制整備も視野に入れているようです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/California-Department-of-Toxic-Substances-Control-takes-a-closer-look-at-the-chemicals-in-nail-products

◆FDA、化粧品に係る有害事象データを公表へ(2016/12/8)

FDAは、化粧品に係る有害事象のデータを公表する模様です。
そうすることで、美容・パーソナルケア業界の透明性の向上を確保する狙いがあるようです。
ただ、報告されるデータについては完全性と正確性にまだ改善の余地があり、この公表が消費者にとってどのような意味を持つかは未だ疑問が残っています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/FDA-to-publish-adverse-event-data-for-cosmetics

◆FDA、ホルムアルデヒドを含むサロン製品に係り訴えられる(2016/12/19)

環境団体や女性団体等のグループは、ホルムアルデヒドを含むサロンのケラチンヘア製品に係る健康リスクについて十分な対応をしていないとして、FDAを訴えました。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/claims/FDA-Sued-Over-Salon-Products-Containing-Formaldehyde-407462555.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+12-20-2016&absrc=rdm

■ アジア Asia

◆中国の化粧品安全技術規範2015、施行開始(2016/12/6)

2016年12月1日より、化粧品新基準である、化粧品安全技術規範2015が施行開始となりました。
これにより、この2015年版の基準に適合しない化粧品は製造、輸入ができなくなりました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/China-s-Safety-and-Technical-Standards-for-Cosmetics-now-in-full-effect

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