2015年10月の海外化粧品法規制ニュース一覧｜化粧品製造販売業許可・化粧品輸出入の専門家

☆★過去1か月間（2015/9/21～2015/10/25）の主要ニュース★☆

■ 欧州 Europe

◆欧州委員会、日焼け止めとスプレーへのナノTiO2（二酸化チタン）使用に関する意見募集へ（2015/9/22）

欧州委員会消費者安全科学委員会（SCCS）は、日焼け止め製品におけるUVフィルターとして、及びスプレー状製品への、ナノ状の二酸化チタンの使用に関し、意見募集を開始しました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/European-Commission-requests-Opinion-on-nano-TiO2-in-sunscreens-and-sprays
 

◆欧州委員会、新たな制限成分と禁止成分の設定に関する提案を協議へ（2015/9/30）

欧州委員会（EC）は、色素としての酸化亜鉛（ZnO）の使用制限と、クロロアセタミドの使用禁止について、協議を開始しました。
前者は決定されればAnnex IVに、後者は現在のAnnex VからAnnex IIに掲載されることになります。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/EC-opens-public-consultations-on-restriction-and-ban-of-2-cosmetics-ingredients
 

◆デンマークEPA、化粧品に使用されている殆どの防腐剤は「安全」と結論（2015/10/13）

デンマークの観光保護庁（EPA）は、その最新の評価を取りまとめ、その中で、現状許可された比率での使用であれば、化粧品に使用されている防腐剤のほとんどは安全である、と結論付けました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/Danish-EPA-finds-most-preservatives-used-in-cosmetics-are-safe
 

◆欧州において、プラスティック微粒子の使用禁止に向けた動きが加速（2015/10/21）

パーソナルケア協会は、水域環境への微粒子混入を防ぐために、洗い流す化粧品製品へのプラスティック微粒子の使用を停止するよう、製造業者に提案しました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/Cosmetics-Europe-makes-recommendation-to-cease-microbead-use
 

■ アジア Asia

◆ベトナム政府、絶滅危機にある野生生物を使用した化粧品の取締りへ (2015/9/24)

ハーブ／薬効ベースの化粧品に対する高まる需要は、ベトナム政府の厚生省が稀少又は絶滅危機にある野生生物由来の成分を化粧品に使用することを取り締まることの呼び水になったようです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/Vietnam-government-clamps-down-on-cosmetics-made-from-endangered-wildlife
 

◆日本、化粧品輸入に係る規則の簡素化へ (2015/10/6)

化粧品を国際的に扱いたい業者の手続き迅速化を目的として、現在輸入化粧品に要求されている届出手続き（輸入届出）を
廃止する方向で動いています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/Japan-to-streamline-regulation-on-cosmetics-imports
 

◆CIRS、アジアで化粧品成分規制に関するサミットを開催 (2015/10/13)

CIRSは、パーソナルケア製品業界でのアップデート情報共有を推進するため、中国、韓国、日本、欧州、オーストラリア、北米、タイ及び台湾において、化粧品に使用する化学物質に係る法規制のアップデート情報についてのサミットを開催する予定です。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/CIRS-summit-to-give-update-on-chemical-regulations-in-Asia
 

■ 米国 US

◆ユニリーバ、動物実験の代替法に対し投資へ（2015/9/22)

化粧品への動物実験禁止に向けた動きが各国各地域で増え続ける中、ユニリーバは米国EPA（環境保護庁）とパートナーを組み、動物実験の代替となる方法の開発を行うこととなりました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/Unilever-investing-in-alternatives-to-animal-testing
 

◆コロンビア特別区（ワシントンD.C.）、プラスティック微粒子に係る厳格な規制実施へ（2015/9/28)

コロンビア特別区（ワシントンD.C.）は、パーソナルケア製品へのプラスティック微粒子使用を禁止する、州規模の法案において、最も厳しい部類のスタンスを採っています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/D.C.-ban-on-microbeads-proposes-strict-fines
 

◆カリフォルニア州知事、プラスティック微粒子禁止の法案成立に向け署名（2015/10/9)

カリフォルニア州知事のJerry Brownは、洗顔料、石鹸および歯磨き粉といった製品に対するプラスティック微粒子の使用を禁止する法案に署名し、最終的に成立させました。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/California-Governor-Signs-Microbead-Ban-into-Law–331567722.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+10-14-2015
 

■ その他地域 Other

◆ブラジルの動物実験禁止法案、改訂に直面（2015/9/28)

ブラジル政府の上院議員が、動物実験禁止に係る法案の新たな案を提示しています。
これが通れば、同国で最近採用された法案における、動物実験に係る抜け道をふさぐ形になりそうです。
詳細：http://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/Loopholes_in_Brazils_new_animal_testing_bill_face_reform/112303/cn112500?dm_i=8EU,3N96L,IIA6XA,D3WVK,1

────────────────────────────────────────

☆★サニー行政書士事務所からのお知らせ★☆

◆INCI名登録申請代行を格安価格で！
１．楽々！手続きの全てを代行いたします。
お客様にご用意いただくのは、登録申請したい化粧品成分についての情報
（MSDS等）のみです。

２．安心！ wINCI（電子版のINCI名辞典）を完備！
最新のINCI名登録状況をチェックし既存INCI名との重複を避けた申請が可能です。

３．迅速！高度な化粧品知識と英語力でスムーズな手続を実現！
INCI命名ルールであるINCINomenclatureConventionsにも精通しております。
当サービスの詳細：
https://www.sunnygyosei.com/service/service06/

◆海外化粧品法規制の調査、翻訳はお任せください
EU、米国、ASEAN等海外諸地域における化粧品法規制の最新動向、
EU化粧品規則Annex等の翻訳及び諸地域間での比較など
ご対応いたします。
当サービスの詳細：
https://www.sunnygyosei.com/service/service05/

◆その他化粧品の製造販売業許可申請（GQP、GVP対応含む）、
輸出入手続きに係る各種申請等につきましても
お気軽にお問い合わせください！

────────────────────────────────────────
◇当NewsLetterで紹介した各記事の詳しい調査をご希望の場合は、
どうぞお気軽にご連絡ください（別途お見積りいたします）。

◇当NewsLetterの各記事は、最新の化粧品法規制情報を
いち早くお届けすべく作成しております。
翻訳の質や各種用語訳の正確性には十分留意しておりますが、
誤訳、不自然な訳が生じてしまう場合もございます旨、
予めご了承下さい。（発見された場合はご指摘頂けると幸いです）
────────────────────────────────────────

■配信開始／配信停止は以下お問い合わせフォームを利用いただくか、
直接info@sunnygyosei.comまでご連絡ください。
https://www.sunnygyosei.com/service/service09/#form