2019年1月、2月、3月、4月、5月の海外化粧品法規制ニュース一覧｜化粧品製造販売業許可・化粧品輸出入の専門家

☆★過去4か月間（2019/1/14～2019/5/17）の主要ニュース★☆

■ 欧州 Europe

◆SCCS、サリチル酸は防腐剤および化粧品原材料としては安全、抗アクネについての未だ疑問符(2019/1/4)

欧州委員会消費者安全科学委員会（SCCS）は、2018年12月21日にサリチル酸についての意見発表をしました。
防腐剤および化粧品原材料については、一定の制限量を設けた上で基本安全とし、一方で抗アクネ製品についてはもう少し調査が必要としています。
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/europe/SCCS-Deems-Salicylic-Acid-Safe-for-Preservation-and-Cosmetics-Anti-acne-Still-a-Question-503904981.html
 

◆「欧州における化粧品動物実験禁止の未来は危機にさらされている」：動物保護団体が主張(2019/1/22)

動物保護団体であるCruelty Free Internationalは、欧州における動物実験完全禁止の実態が危機にさらされている、と警鐘を鳴らしています。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-europe.com/Article/2019/01/22/The-future-of-cruelty-free-cosmetics-in-Europe-at-risk-claims-animal-rights-group
 

◆動物実験禁止の世界的実態：2019年時点での現状について(2019/3/5)

この特集では、化粧品に対する動物実験禁止の，世界的な情勢について、専門家による見解をまとめています。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-europe.com/Article/2019/03/05/Global-ban-on-animal-testing-where-are-we-in-2019
 

◆動物実験の代替法：The Body ShopはXCellR8を指定(2019/3/6)

The Body Shopは、化粧品原材料の肌および眼刺激性テストを依頼する相手として、英国のテスト組織であるXCellR8を指定しました。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-europe.com/Article/2019/03/06/Animal-testing-alternatives-The-Body-Shop-appoints-XCellR8
 

◆世界における化粧品法規制の動静：Cosmedによるアップデート(2019/4/25)

アジアからラテンアメリカまで、Cosmedは現在の世界における最新の法規制ニュースをまとめています。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-europe.com/Article/2019/04/25/World-tour-of-regulatory-news-key-updates-from-Cosmed
 
 

■ 米国 USA

◆米国FDA、着色料についてのレポートを発表(2019/1/31)

米国FDAは、2019年第一四半期の、認可された色素についてのレポートを発表しました。
米国において、所定の色素は事前にそのバッチ単位でのCertification（認可）が必要とされています。
色素の用途としては食品、医薬品、化粧品および医療機器が含まれます。
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/US-FDA-Releases-Report-on-Color-Additives-505156211.html
 

◆フロリダキーズ、ハワイ州に続いてオクチノキサート及びオキシベンゾンの使用を禁止(2019/2/6)

米国フロリダ州にある列島であるフロリダキーズは、ハワイ州に続き、オキシベンゾン（oxybenzone）またはオクチノキサート（octinoxate）を含むOTCサンスクリーン（日焼け止め）製品の販売を禁止することになります。
この禁止は2021年1月1日から施行されます。
次はカリフォルニアでしょうか？
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/uvfilters/Key-West-Joins-Hawaii-in-the-Ban-of-Octinoxate-and-Oxybenzone-505418321.html
 

◆米国FDA、サンスクリーン製品の新たなラベル表示についての規定を提示(2019/2/21)

米国FDAは、サンスクリーン製品に関する法的要求事項の改正を提案しました。
OTC医薬品であるサンスクリーン製品について、有効成分についての規制アップデートや、法定表示事項についての変更が含まれています。
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/FDA-on-Sunscreens-506165241.html
 

◆カリフォルニア、『有害な』化粧品原材料の禁止へ(2019/3/20)

カリフォルニア州政府は、特定の原材料が使用されているすべての化粧品の販売を禁止することを検討しています。
その原材料成分は、アスベスト、鉛、ホルムアルデヒド、トルエンなど10数種に及びます。
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/California-Moves-to-Ban-Harmful-Cosmetic-Ingredients-507409581.html
 

◆大麻についての次のステップをFDAが協議(2019/4/3)

2019年4月2日に発表されたプレス発表によると、FDAは大麻及び大麻由来の複合成分の使用について協議を行い、それらが含まれた化粧品や食品の使用可能性についても議論を行ったとのことです。
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/FDA-Talks-Cannabis-Next-Steps-Announces-Public-Hearing–508061901.html
 

◆カナダ、化粧品の動物実験禁止を実現か？(2019/4/16)

カナダでも、動物実験禁止に向けた動きが加速しています。
支持者たちはその早期の実現に向けて積極的に動いています。
詳細：HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN.COM/ARTICLE/2019/04/16/NEW-LEGISLATION-IN-CANADA-ADVANCES-LIKELIHOOD-OF-ANIMAL-TESTING-BAN
 

◆コロンビア、動物実験禁止に向けた大きな動き(2019/4/16)

コロンビア下院は、化粧品及びパーソナルケア製品への動物実験を禁止する法案を満場一致で可決しました。
詳細：https://www.cosmeticsdesign.com/Article/2019/04/16/Colombia-takes-a-big-step-forward-towards-banning-animal-testing
 
 

■ アジア Asia

◆オーストラリア、動物実験禁止について3度目の延期。2020年まで(2019/1/21)

オーストラリアは、動物実験禁止について3度目の延期を行ない、2020年7月1日まで遅らせることになりました。
詳細：HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2019/01/21/FOREVER-DELAYED-AUSTRALIA-POSTPONES-BAN-ON-ANIMAL-TESTING-FOR-A-THIRD-TIME-TO-2020
 

◆オーストラリア、酸化亜鉛ナノ粒子の日焼け止めとしての使用を支持(2019/1/23)

オーストラリアの２つの大学による新たな研究によると、日焼け止めに使用されている酸化亜鉛ナノ粒子について、継続的な使用の後であったとしても細胞毒性を起こさない、とする証拠を見つけたとのことです。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-europe.com/Article/2019/01/23/Australian-study-supports-the-use-of-zinc-oxide-nanoparticles-in-sunscreens
 

◆シンガポールで5つのクリーム製品から制限量を超過する水銀が発見される(2019/2/4)

シンガポールで販売された５つの商品から、制限値を40,000倍も超える濃度の水銀が検出されました。
詳細：HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2019/02/04/MERCURY-ALERT-FIVE-COSMETIC-CREAMS-FOUND-TO-CONTAIN-VAST-QUANTITIES-OF-UNDECLARED-INGREDIENTS-IN-SINGAPORE
 

◆中国FDA、「薬用化粧品」に対する取締まり開始へ(2019/2/4)

中国FDAは、いわゆる「薬用化粧品（医薬品的な効能効果の訴求をある程度可能とする化粧品）」について、認可を受けた原材料のみを含んでいることを証明することを求め、また違法は訴求を行なう商品については取締りを行なうこととなりました。
詳細：https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/asia/China-FDA-Cracks-Down-on-Cosmeceuticals-505308132.html
 

◆朝のルーティーンに：オーストラリアとニュージーランドの組織が日焼け止めについてのガイダンスを改革(2019/2/6)

オーストラリアとニュージーランドの日焼け安全対策を担当する組織は、毎朝のルーティーンとして日焼け止めを使用するべきとする新たな方針を提示しました。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-asia.com/Article/2019/02/06/Morning-routine-Sunscreen-guidance-revamped-by-safety-bodies-in-Australia-and-New-Zealand
 

◆インドネシア、ジャカルタにある４つの違法化粧品工場を取り締まり(2019/2/7)

インドネシア規制当局は、ジャカルタ西部にある違法化粧品工場４カ所を取り締まりました。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-asia.com/Article/2019/02/07/Indonesian-authorities-raid-four-illegal-cosmetics-factories-in-Jakarta
 

◆オーストラリア政府、化粧品に対する動物実験禁止を実現する法案を成立(2019/2/18)

オーストラリア上院は、化粧品に対する動物実験を禁止する法案を可決しました。開始予定日は2020年7月となっています。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-asia.com/Article/2019/02/18/It-s-official-Australian-Government-passes-bill-to-end-animal-testing-for-cosmetics
 

◆インドネシア、ハラルラベルの義務化の開始日を延期しない方向(2019/3/4)

インドネシアにおける、ハラル認証およびラベルの義務化は、計画通り今年の10月17日より開始される予定とのことです。
ただ、まだ延期の可能性も完全否定されていません。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-asia.com/Article/2019/03/04/No-delay-Indonesia-will-not-be-postponing-compulsory-halal-label-deadline
 

◆フィリピンFDA、未登録アウトレット店を閉鎖(2019/3/12)

フィリピンFDAは、アウトレット店2店舗を閉鎖しました。
未登録の化粧品を販売していたことが理由です。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-asia.com/Article/2019/03/12/FDA-shuts-down-outlets-peddling-unregistered-cosmetics-in-the-Philippines
 

◆中国、動物を使わないテストについてゴーサインを示す(2019/4/5)

中国政府は、９つの動物実験代替法について、ゴーサインを出しました。
この新法の適用は2020年1月1日から開始されます。
詳細：https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/China_gives_non-animal_testing_the_green_light/153516
 

◆中国の化粧品法規制：どのように機能するだろうか？(2019/5/3)

この特集では、中国の化粧品市場の規制について、その規制管轄組織や、どういった法規制に遵守しなければならないかなどについて、専門家による見解をまとめています。
詳細：https://www.cosmeticsdesign-asia.com/Article/2019/05/03/Chinese-cosmetics-regulation-how-does-it-work
 
 

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