2018年8月、9月の海外化粧品法規制ニュース一覧|化粧品製造販売業許可・化粧品輸出入の専門家

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2018年8月、9月の海外化粧品法規制ニュース一覧

☆★過去2か月間(2018/7/28~2018/10/15)の主要ニュース★☆

 

■ 欧州 Europe

◆英国の59%の消費者、ウェットティシュの禁止を支持せず(2018/8/2)
ウェットティッシュは、排水溝を汚染する主な原因とされており、「脂肪塊」生成に寄与しているとされています。
ただ、この度英国議会から、ウェットティッシュの全面禁止に関する議案が出ていますが、59%の消費者はそれを支持して居ない模様です。
詳細:https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/59_of_UK_consumers_do_not_support_a_ban_on_wet_wipes/145710/cn112500
 

◆ナノサイズのUVフィルター、EU化粧品規制に合格(2018/8/3)

欧州委員会は、その化粧品規制を改訂し、化粧品へのナノUVフィルターの使用を許可する形としました。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-EUROPE.COM/ARTICLE/2018/08/03/NANO-SIZED-UV-FILTER-PASSES-EU-COSMETIC-REGULATION
 

◆プラスティック微粒子に対する自然由来の代替物質(2018/5/4)

アロエとアルギン酸ゲル及びビーズは、プラスティック微粒子をはじめとする物質の
有効な代替物として注目されています。
詳細:https://www.cosmeticsandtoiletries.com/networking/eventcoverage/video-Natural-Alternatives-to-Plastic-Microbeads-481757591.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+08-14-2018&absrc=hdl&oly_enc_id=6688A7279356A9P&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆サンケア商品に関するデータによれば、消費者側の混乱は未だ高い(2018/8/15)

リサーチ会社Mintelの最近のデータと分析によると、約40%にも及ぶ英国人消費者は、どのサンケア製品が自身にとってベストの製品か、を知るために苦労しているようです。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-EUROPE.COM/ARTICLE/2018/08/15/SUN-CARE-DATA-SHOWS-CONSUMER-CONFUSION-REMAINS-HIGH
 

◆危険な美白製品を販売したことにより初めて「収監」される(2018/8/23)

South Londonの小売店主は、禁止されている成分であるハイドロキノンを含んだ肌用化粧品を販売したとの理由により、20カ月の実刑を受けました。
詳細:https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/Man_first_to_be_jailed_for_selling_dangerous_skin_whitening_products/146522/cn112500
 
 

■ 米国 USA

◆カプリリル・グリコール: 防腐剤としての効果も持つ多用途な物質(2018/7/1)

消費者が、「アンチ防腐剤」の傾向を強める中、処方士たちは、より多用途な防腐剤の開拓必要性に直面しています。
カプリリル・グリコールが持つ柔軟な特質は、消費者のニーズに応えつつも、多様なフォーマットに組み込ませることを可能にしています。
詳細:https://www.cosmeticsandtoiletries.com/research/chemistry/Caprylyl-Glycol-A-Versatile-Material-to-Boost-Preservatives-486727391.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+08-09-2018&absrc=rdm&oly_enc_id=6688A7279356A9P&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆PFOAおよびPFOS:カリフォルニアの次の化学物質規制ターゲット(2018/6/20)

2つの有害物質(PFOA: ペルフルオロオクタン酸とPFOS: ペルフルオロオクタンスルホン酸)に関するカリフォルニアでの期限が迫っている一方、化粧品製造業者はそれらが含まれている製品の特定と、適切なラベリングについて求められる状況になっています。
詳細:https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/PFOA-and-PFOS-CAlifornia-s-Next-Chemical-Targets-490868491.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+08-17-2018&absrc=hdl&oly_enc_id=6688A7279356A9P&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆SkinTrust Society社、スキンケア製品の分析試験に係るグローバルスタンダードを設定(2018/8/24)

米国の会社であるSkinTrust Societyは、スキンケア製品の分析試験の規制を規定する、初めてのグローバルスタンダードを設定しました。
詳細:https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/SkinTrust_Society_launches_regulatory_standard_and_calls_brands_to_submit_products/146540/cn112500
 

◆カリフォルニア州、業務用化粧品のラベル規制を可決(2018/8/30)

カリフォルニア州では、業務用化粧品におけるラベルも商業用化粧品のそれと同様の内容にすることを義務づける新たな法律を可決させました。
詳細:https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/claims/California-Passes-Label-Law-on-Professional-Cosmetics-492089391.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+09-04-2018&absrc=hdl&oly_enc_id=6688A7279356A9P&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆カリフォルニア州、全会一致で動物実験禁止法を可決(2018/9/4)

法案はあとは州知事の署名を得るだけの段階に入りました。
詳細:https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/California_unanimously_approves_crueltyfree_cosmetics_act/146750/cn112500
 

◆米国、数百の原料成分について見直し、場合によっては使用禁止に(2018/10/5)

米国では成分規制を一新し、特に防腐剤、香料、UVフィルターについて新たな規制を敷くことを目指しています。
【可決されれば先行して禁止される予定の成分例】
・Benzophenones (benzoph-enone, ben-zo-p-he-none-1, benzophenone-3 aka oxybenzone)
・Octinoxate
・Butylated Hydroxya-nisole and Bu-ty-lated Hydroxyoluen など
詳細:https://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/US-Representative-Proposes-Ban-Review-of-Hundreds-of-Ingredients-495283321.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+10-05-2108&absrc=hdl&oly_enc_id=6688A7279356A9P&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 
 

■ アジア Asia

◆環境問題監視機関、重金属を含むメイクアップ製品についての警告を発表(2018/7/30)

環境問題監視機関であるEcoWaste Coalitionは、重金属不純物を含んだリップスティックについての警告を発表した後、消費者に対してもメイクアップ製品の選択の際によく注意するように呼びかけています。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2018/07/30/ENVIRONMENTAL-WATCHDOG-RELEASES-WARNING-ON-MAKE-UP-CONTAINING-HEAVY-METAL
 

◆中国FDA、資生堂グループの製造業者製造のスキンケア製品にリコール指示(2018/9/4)

中国FDAは、その外観が飲料に見えるとして、潜在的に消費者(特に子ども)に混乱と弊害を与えかねないとして、スキンケア製品の市場からの回収を命令しました。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2018/09/04/CHINA-S-FDA-RECALLS-SKIN-CARE-PRODUCT-BY-SHISEIDO-BACKED-MANUFACTURER
 

◆越境EC化粧品、中国での登録義務化によりこれまで以上の厳しい法規制に直面することに(2018/9/3)

Eコマースを利用する形で中国に輸入される化粧品(いわゆる「越境ECビジネス」による化粧品)ですが、来年(2019年)1月1日から、輸入前のCFDAへの登録義務が生じることになりそうです。
当初から登録制に移行される流れでしたが、いったん保留され適用が延期されていました。
今回は実際に運用される見通しです。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2018/09/03/COSMETICS-FACE-STRICTER-REGULATION-AS-CHINA-S-CBEC-RULES-SET-TO-CHANGE
 

◆台湾、一部の化粧品についてそのカテゴリー設定変更を目指す(2018/9/17)

2018年9月17日、台湾FDAは化粧品のカテゴリーと範囲についての法案をリリースしました。
この内容によれば、薬効の無い歯磨き粉や洗口剤は化粧品として再分類される予定です。
詳細:https://cosmetic.chemlinked.com/news/cosmetic-news/taiwan-consults-amendment-cosmetics-categories-and-scope
 

◆中国はその市場を開放し続けている: 一つの施策が、高級化粧品に対する関税の低減(2018/10/10)

中国政府は、2018年11月1日から、ハイエンド化粧品に対する関税を50%まで減額することを発表しました。
中国の化粧品市場がより海外製品を歓待する姿勢が伺えます。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2018/10/10/CHINA-CONTINUES-TO-OPEN-ITS-MARKET-BY-REDUCING-IMPORT-TAX-RATE-FOR-LUXURY-COSMETICS
 
 

■ その他地域 Others

◆コロンビア、動物実験禁止を討議中(2018/9/5)

コロンビアでも動物実験禁止の動きがあります。
法案が可決されれば、ラテンアメリカで初めての、化粧品動物実験を禁止する国ということになります。
詳細:HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN.COM/ARTICLE/2018/09/05/COLOMBIAN-GOVERNMENT-MULLS-BAN-ON-ANIMAL-TESTING

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