2015年7月の海外化粧品法規制ニュース一覧｜化粧品製造販売業許可ならサニー行政書士事務所

2015年7月の海外化粧品法規制ニュース一覧

2015.07.21

☆★過去1か月間（2015/6/21～2015/7/21）の主要ニュース★☆

■ 欧州 Europe

◆ドイツ連邦リスク評価研究所（BfR）、化粧品に使用される鉱物オイルが安全であろうとの見解（2015/6/23）

ドイツ連邦リスク評価研究所（The Federal Institute for Risk Assessment; BfR）は、化粧品に使用されている鉱物オイルからのMOSH（鉱油飽和炭化水素）及びMOAH（芳香族炭化水素）の皮膚吸収に係るリスク評価を実施しました。
結果、健康へのリスクはないとのことです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/BfR-deems-mineral-oils-safe-in-cosmetics

◆内分泌かく乱対策のため、化粧品成分のさらなるスクリーニングへ（2015/6/26）

ヒト及び動物のホルモンシステムとの干渉により潜在的に悪影響を及ぼす可能性があるとして、多くの化粧品成分が追加のスクリーニングに直面することになるかもしれません。
詳細：http://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/Cosmetics_ingredients_face_screening_for_endocrine_disruption/109761/cn112500?dm_i=8EU,3I015,IIA6XA,CJD31,1

◆デンマークEPA、クロロホルム入りネイル製品の回収をオンライン小売業者に要求（2015/7/7）

デンマークの環境保護庁（EPA）は、オンライン化粧品小売業者であるFashion Girlに対し、フェイクネイル製品の販売を停止するよう要求しました。
これは、当該製品に高いレベルのクロロホルムが含まれていることを受けてのものです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/Danish-EPA-requests-online-retailer-recalls-chloroform-containing-nail-products

◆SCCS、化粧品へのメチルイソチアゾリノン（MI）の濃度限度の低減を提言（2015/7/15）

欧州委員会は、防腐剤であるメチルイソチアゾリノン（MI）の化粧品への使用制限ルールは現状安全で適切なレベルではあるが、濃度限度をさらに低い値にすべきとの見解を示しました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/SCCS-advises-concentration-limit-of-MI-in-cosmetics-should-be-lowered

■ アジア Asia

◆香港、スキンケアクリームへの水銀の過剰混入について注意を喚起 (2015/7/2)

香港保健局は、水銀が過剰に混入しているとされるクリーム製品について購入や使用を自粛するように呼びかけています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/Hong-Kong-warns-public-of-excessive-mercury-found-in-skin-care-cream

◆CFDA、IECIC2014化粧品リストの改訂へ (2015/7/7)

中国の国家食品薬品監督管理総局（CFDA）は、IECIC 2014の改訂に係る通知を発表しました。
それによると、９つの成分及び111の植物由来成分に関わる新製品名のリストへの追加があるようです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/CFDA-issues-notice-of-IECIC-2014-cosmetics-inventory-list

■ 米国 US

◆米国、化粧品の動物実験を全面禁止する法案を提出へ（2015/6/24)

化粧品及びパーソナルケア製品に関する動物実験を禁止するための超党派による法案が米国議会に対し提出された模様です。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/Bill-aims-to-finally-outlaw-animal-testing-of-cosmetics-in-the-USA

◆コネチカット州、プラスティック微粒子禁止へ（2015/7/1)

コネチカット州は、プラスティック微粒子のパーソナルケア製品への使用を禁止する米国各州の動きに加わりました。
プラスティック微粒子は、環境に対し悪影響を及ぼすリスクがあるとされています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/Connecticut-joins-growing-list-of-states-set-to-ban-microbeads

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