2015年5月の海外化粧品法規制ニュース一覧｜化粧品製造販売業許可ならサニー行政書士事務所

2015年5月の海外化粧品法規制ニュース一覧

2015.05.26

☆★過去1か月間（2015/4/22～2015/5/20）の主要ニュース★☆

■ 欧州 Europe

◆生物多様性ベースのR&D、規則の変更に伴う法令遵守が必要に（2015/5/6）

「倫理バイオトレード連合（Union for Ethical BioTrade)」によれば、生物多様性ベースの研究開発（R&D）に係る新たな規則が欧州及びその他地域で適用されることを受け、自然成分をその製品に活用している企業は法令遵守のため、その業務の見直しをする必要がありそうです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/The-rules-have-changed-and-biodiversity-based-R-D-needs-to-be-reviewed-to-be-compliant

◆デンマーク、欧州全域でのメチルイソチアゾリノン使用禁止を呼びかけ（2015/5/13）

デンマークの環境保護庁（EPA）は、欧州全域における、メチルイソチアゾリノン（methylisothiazolinone）の化粧品防腐剤としての使用を禁止する呼びかけを行っています。
同成分のアレルギー反応リスクを受けてのものです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-europe.com/Regulation-Safety/Denmark-calls-for-EU-wide-ban-of-cosmetic-preservative

■ アジア Asia

◆台湾、東南アジア発の「動物実験無し」市場の設定へ (2015/4/21)

台湾政府は、同国における化粧品動物実験、及び動物実験された化粧品の海外での販売を禁止する新たな法案を発表しました。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Regulation-Safety/Taiwan-set-to-be-first-cruelty-free-market-in-South-East-Asia

◆インド最初のハラール対応化粧品ブランド、勢いを増す (2015/5/7)

2014年の立ち上げ以降、インドにおける最初のハラール対応化粧品ブランドであるIBA Cosmeticsは、イスラムのみならず、それ以外のコミュニティも魅了し、支持を獲得しています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Business-Financial/India-s-first-halal-cosmetics-brand-gains-momentum

◆韓国、ベトナムとの間で自由貿易協定締結：化粧品の関税カットが目的 (2015/5/14)

韓国は、ベトナムとの間に自由貿易協定を結び、段階的に化粧品に係る関税のカットをするとのことです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign-asia.com/Business-Financial/Korea-signs-free-trade-deal-with-Vietnam-to-cut-tariffs-on-cosmetics

■ 米国 US

◆FDAに対し定期的な化粧品成分の調査を要求する新法案（2015/4/22)

連邦食品・医薬品・化粧品法の改正法案が提示されることを受けて、米国における化粧品、パーソナルケア製品の安全性はより注視されることになりそうです。
この法案は、FDA（米国食品医薬品局）に対し、少なくとも毎年５つの成分の調査を行うよう要求するものです。
詳細：http://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/New_bill_calls_on_FDA_to_review_cosmetic_ingredients/107806/cn112500?m_i=8EU,3CCVR,IIA6XA,BYHRI,1

◆米国連邦議会、プラスティック微粒子禁止に向けた法案の審理を5月1日に実施（2015/4/29)

化粧品及びパーソナルケア製品に含まれるプラスティック微粒子の使用を制限することを目的とする法案の連邦議会レベルでの審理が、5月1日に実施されたもようです。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/Federal-microbead-free-bill-set-for-May-1st-hearing

◆米国、パーソナルケア製品の安全性に係る法令（Personal Care Products Safety Act）の実現へ加速（2015/4/27)

パーソナルケア製品の安全性に係る法令（Personal Care Products Safety Act）が、業界の巨人であるRevlonやL’Oreal、及びPCPCのバックアップも得て、いよいよ法律になろうとしています。
詳細：http://www.cosmeticsdesign.com/Regulation-Safety/Navigating-the-Personal-Care-Products-Safety-Act

◆3Dプリンタ生成の皮膚、動物実験の代替として活用へ（Personal Care Products Safety Act）の実現へ加速（2015/5/12)

米国、サンディエゴに拠点を置き、医薬及び化粧品研究のための3次元（3D）のヒト組織を生成するOrganovo社は、化粧品テストのための3Dプリント生成による皮膚組織の開発に係るパートナーシップを、業界大手のL’Oreal社と結びました。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/testing/animalalt/3D-Printed-Skin-Animal-Test-Alternative-303476491.html

■ その他地域 Other

◆コートジボアール、美白化粧品禁止へ（2015/5/11)

コートジボアールでは、美白化粧品を禁止する法案が提出されました。
詳細：http://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/Ivory_Coast_bans_skin_whiteners/108245/cn112500?dm_i=8EU,3BWXB,IIA6XA,BWY0R,1

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