PCPC(Personal Care Products Council)について

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化粧品薬事法務に関する用語集

PCPC(Personal Care Products Council)

PCPC(Personal Care Products Council)

日本名では「米国パーソナルケア製品評議会」と呼ばれる組織。
ワシントンD.C.を拠点としており、世界の化粧品業界、化粧品ビジネスに対し非常に強い発言力を持つ、業界の権威団体です。
「化粧品の国連」などと呼ばれることもあるようです。

前身はCFTA(Cosmetic Toiletry and Fragrance Association。米国化粧品工業会)という名称でした。

余談ですが、日本において、一部の組織では未だにCFTAという名称を使用していますので、ご注意ください。(このブログにもう少し詳しく書いています)

日本において化粧品に携わる際に持つPCPCとの接点は、何といってもINCI名登録申請です。
PCPCにおいて開催されるINC meeting(INCI名命名委員会)において、INCI名は決定されています。

1つの成分のINCI名登録を申請するたび、PCPCに$400の手数料を支払います。
この手数料、成分数が増えれば増えるだけ、比例して増していきます。
10成分であれば$4,000、1000成分なら$40,000です。
ディスカウントされることはありませんので、注意してください。

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