2018年2月の海外化粧品法規制ニュース一覧｜化粧品製造販売業許可・化粧品輸出入の専門家

☆★過去1か月間（2018/1/22～2018/2/28）の主要ニュース★☆

■ 欧州 Europe

◆英国の消費者は、「化粧品のテストに動物を使ってはいけない」事実を未だに知らない(2018/2/9)

「Understanding Animal Research」というグループは、英国の５人に３人は、『化粧品には未だに動物実験が行われている』という理解をしている、との調査結果を発表しました。
詳細：HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-EUROPE.COM/ARTICLE/2018/02/09/UK-BEAUTY-CONSUMERS-STILL-UNAWARE-THAT-COSMETICS-CANNOT-BE-TESTED-ON-ANIMALS-SAYS-GROUP
 

◆欧州（EU）、世界的な「動物実験禁止」を要求(2018/2/23)

欧州議会のメンバーは、化粧品の動物実験禁止の世界規模での実現を求めています。
この要請は、最近ではカリフォルニアとハワイという２つの地域での同様の動きへとつながっています。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/testing/animalalt/Europe-Calls-for-Global-Animal-Testing-Ban-474956093.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+02-23-2018&absrc=rdm&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆プラスティック微粒子の「代替」：男性用スキンケア製品の販売を加速させているもの(2017/12/13)

化粧品へのプラスティック微粒子の使用禁止の動きが広まる中、製造業者や開発研究機関は、プラスティック微粒子が実現していたのと同様のピーリング効果があり、かつ肌によりやさしい「代替ピーリング剤」の研究をしています。
詳細：https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/The_microbead_alternatives_that_could_boost_male_skin_care_sales/137325/cn112500
 

◆EU、洗い流す製品へのD4およびD5の使用規制を強化(2018/2/23)

欧州市場において、オクタメチルシクロテトラシロキサン（D4）とデカメチルシクロペンタシロキサン（D5）のいずれかが0.1%超含まれる洗い流す化粧品は、2020年1月31日以降、流通販売禁止となります。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/europe/EU-Effectively-Bans-D4-and-D5-in-Wash-Off-Products-474982233.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+02-27-2018&absrc=hdl&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆EUにおける新たなオーガニックルール、どのように市場に影響？(2018/2/28)

オーガニック農作物および農業生産に関するEUの新たなルールは、2021年1月1日より適用開始すべく動いていますが、パーソナルケア製品の市場にも間接的な影響をおよぼしそうです。
詳細：https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/How_will_the_EUs_new_organic_rules_hit_beauty/140118/cn112500
 
 

■ 米国 USA

◆化粧品業界におけるフェノキシエタノールの使用、減少傾向(2018/1/25)

フェノキシエタノールは、ホームケア製品では依然として頻繁に用いられてはいますが、化粧品への使用は減少傾向にあると、TMRのレポートは報じています。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/marketdata/Use-of-Phenoxyethanol-in-Cosmetic-Industry-Decreases-470980063.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+01-29-2018&absrc=rdm&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆The Body Shop、カナダにおける動物実験禁止を強く要請(2018/1/29)

The Body Shopは、2018年中のカナダにおける化粧品に対する動物実験の実施終了を目指しています。
当ブランドは、動物愛護団体であるCruelty Free Internationalと共に、カナダ政府が動物実験禁止の法案を通すように
働きかけを行っています。
詳細：http://www.cosmeticsandtoiletries.com/regulatory/region/northamerica/The-Body-Shop-Urges-Canadian-Animal-Testing-Ban-471654284.html?utm_source=newsletter-html&utm_medium=email&utm_campaign=CT+E-Newsletter+02-02-2018&absrc=rdm&ajs_trait_oebid=6901B2476689B3F
 

◆ハワイ、化粧品の動物実験禁止に向け２つの法案を提出(2018/2/8)

ハワイ州では、2020年１月からの動物実験禁止を目指す２つの法案を提出しました。
詳細：https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/Hawaii_introduces_two_new_bills_to_end_animal_testing_for_cosmetics/139351
 

◆米国カリフォルニア州、動物実験禁止のための法案を提出(2018/2/16)

カリフォルニア州では、化粧品動物実験禁止に関する新たな法案を提出しました。
その法案は2020年１月に発効する予定です。
詳細：https://www.cosmeticsbusiness.com/news/article_page/California_is_the_latest_US_state_introduce_new_bill_to_end_animal_testing_for_cosmetics/139665/cn112500
 
 

■ アジア Asia

◆中国における化粧品分類の新規案、公開協議の段階へ(2018/1/30)

CFDAは、化粧品の分類に関する草案を作成しましたが、１月３０日より公開協議（public consulation）の段階に入る見通しです。
詳細：HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2018/01/30/CHINA-PUBLIC-CONSULTATION-FOR-NEW-DRAFT-COSMETICS-CLASSIFICATION-COMES-TO-A-CLOSE
 

◆中国、肌アレルギーと目刺激に係る新たなテスト方法について意見募集(2018/2/14)

中国は新たに、２月１５日、ある法案に係る公開協議を行います。
その法案とは、化粧品のテストに活用する動物実験代替法に関するものです。
詳細：HTTPS://WWW.COSMETICSDESIGN-ASIA.COM/ARTICLE/2018/02/14/CHINA-INVITES-COMMENTS-ON-SUGGESTED-SKIN-ALLERGY-AND-EYE-IRRITATION-TESTING-METHODS

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